とにかく手を動かしたい方におすすめのプログラミング学習サービスを2つ紹介

[toc] この記事の対象読者は、プログラミングの学習をWEBで行いたい人です 記事を読み終えるとあなたにぴったりのプログラミング学習サービスがなにか分かります。

プログラミングはWEBサービスで勉強しちゃおう

こんにちは、さかなEXです。 今回は、プログラミングを学習するためのオンラインサービスをいくつか紹介したいと思います。

考えてみるに、プログラミングの学習には以下の3つの方法があるように思います。

①エンジニアに直接質問をして学習 ②本や書籍を読んで学習 ③WEBサービスで学習 1番良いのは身近に技術の分かる人がいて、その人にいつでも聞ける環境を作ることですが中々そうもいかないのが現状です。あとは、住んでる場所とかにもよりますしね。

WEBサービスでプログラミング学習といえば、株式会社ドットインストールが運営する”ドットインストール”が有名ですが、これも中々良いのになあと思うサービスがあっても、それらの情報をWEB上でなかなか見ないので紹介してみたいと思います。

手を動かす系が1番!

私自身結構勉強マニアというか、新しい知識を習得するのが趣味みたいなものなので、色々と手を出してきました。 オライリー本を頑張って読んでみたり、初心者向けの薄い書籍を何周もしてみたり色々と試してきた経緯があります。

人によって向き不向きがあるとは思うのですが、プログラミング学習においてはとにかく手を動かすこと が大切であると言えます。 そういった観点で言うと、動画視聴や書籍では実現できない、実際にモノを作る学習方法を取れるWEBサービスは取り掛かりにはとても良いと思います。

という訳で、以下で紹介するのは手を動かす系のWEBサービスですので、ぜひぜひご自身でやってみてください。

Railsを勉強したいアナタは "Udemy - The Professional Ruby on Rails Developer

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Railsで簡単なWEBサービスを作れるようになるためには、やはり "Ruby on Rails チュートリアル"が王道だし、僕も1通りやったことでTwitterもどきまでは作ることができるようになりました。(コンテンツが無いので手応えはイマイチですが)

しかし、Railsチュートリアルはかなり分かり易く書いてはあるものの、それでもRailsの全体像を把握する前に挫折してしまう人も結構いるんじゃあないかなあと思っています。

そんな人には、上記のThe Professional Ruby on Rails Developer を履修してから、Railsチュートリアルに挑戦することをお勧めします。 Udemyというのは、教育コンテンツのプラットフォームで世界中でたくさんの講師が、自らのカリキュラムを公開しているWEBサイトです。

オンライン学習の環境は、日本よりも海外のほうが1歩も2歩も進んでいるため、優れた講師が非常にたくさんいます。 今回の The Professional Ruby on Rails Developer も約17000人が受講していて、平均評価が星5つ中4.4という化け物じみた講座です。(大分儲かっているんだろうなあ笑)

今は、過剰な割引が終わってしまったので、少し費用がかかるのですが、1年ほど前は狂ったようにクーポン配信を行っていたので無料で受講することができました。

動画を見ながら見よう見まねでコードを打ち込むことで、WEBサービス開発を疑似体験することができますので、早めに『あれ、結構簡単じゃない?』という感覚を得ることができます。そうなってしまえば後は簡単なもので、Railsチュートリアルでも、分厚い技術書でもスイスイ頭の中に入ってくるのでそれ以降の学習がとても楽になります。

僕は上の講座を字幕つけながら、とりあえずコードを真似して打ち込むことで、NVCモデルの仕組みや、テンプレートファイルの記述方法の全体像を理解できましたし、そのままRailsチュートリアルまで一気に片づけることができました。

Udemyでは他にもRails系の講座はあるので、是非参考にしてみてください。 個人的には、2,000円オーバーの技術書を購入して積ん読化のリスクを負うよりかは、頭空っぽでも受動的な態度で学習に取り組める上記のUdemyのような動画教材を購入した方が、プラスに働くんじゃあないかなと思っています。

HTML/CSS/JavaScript/Jqueryを勉強したいアナタは The smartest way シリーズ

The smarter way

フロント技術ってかなり範囲が広く、全てを深く学習するのはかなりのエネルギーを使うのですが、非エンジニアにとっては基本的な内容を広く浅く理解しておくことは大切だなと思っています。

フロント関連の書籍は、毎年ものすごい数の本が出版されていますし、本屋に行くとその量に圧倒されてしまいます。 しかし、こちらも技術習得のための方法はいたって、シンプルでとにかく手を動かすことに尽きるんじゃあないかなと考えています。

The smarter way というのは、Mark Myersさんというギークな叔父様が提供している、Kindle書籍とWEB実行環境をセットにした教材です。 やってみると分かるのですが、同じコードを何回も書かされます笑 (ここから試せます)

実はこれが非常に効果的で、体に染みつくまでコードを書くことを強制されるので、頭空っぽで取り組むだけで嫌でもコードの書き方が体にしみこんでいる感覚を得られると思います。体で覚えろ!といった体育会の匂いがするような学習サービスです。

著者は読者からのレビューを受けて、Kindle本とWEBサイトの両方を改善し続けているそうで、まさに万人が欲しがる教材コンテンツになっています。

資格系の本で『みんなが欲しかった』というキャッチコピーをつけるものをたまに見かけますが、文字通りレビューを参考に改善を繰り返しコンテンツの質を高めていくThe smarter wayの手法は技術本に限らずいろんな方面に応用が効きそう気がしています。

同じように、ユーザーからの改善要望をPDCAに組み込んでいる、ソシャゲがコンシューマーゲームよりも往々にして人を夢中にさせる引力が強いのもユーザーの要望をダイレクトにコンテンツ制作に生かしているからこそのものです。

頭空っぽで知識が伸びる教材は素晴らしい!

人ってテレビが大好きですよね? それは、テレビというメディアの性質上何も考えず受動的な態度のままでも楽しめるからです。 最近は、より頭空っぽでも楽しめるようにテロップが非常に充実していて、音声無しでもバラエティなら内容が理解できてしまう程です。

何かを学習するときも、やる気&集中力MAXの状態はなかなか続きませんから、ガイドラインに従うだけである一定以上のレベルにまで連れて行ってくれる教材というのは、質が高いものと言えると思うのです。(僕のような怠け者にはもってこいですw)

今回紹介した2つのサービスはどちらもそれほど頭を使わずに取り組めるのに、1通りやると大きく理解が深まる学習サービスです。 実は、この手の学習コンテンツって国内であまり優れた物が無くて、現状海外のものの方が質が高いのが現状です。

日本だと、勉強の成績が悪いと本人の努力の不足や教える人間のスキル不足挙げられて、教材自体の善し悪しはほとんど議論の標的にならないような気がします。そういった現状が、合理的に学習効果を高めるような教材コンテンツ制作の開発を妨げるのではないでしょうか?

どちらも隙間時間にも、取り組めるものなので少しの興味と好奇心のある方は試してみてくださね。