東京と金沢•富山間のJR高速バス グランドリーム金沢 が快適すぎて北陸新幹線を使わなくなりそう

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こんにちは、さかなEXです。

僕の地元が富山県なのですが、年末年始の帰省の際に初めて北陸新幹線ではなく、昨年12月 に運行が開始されたグランドリーム金沢を利用してみました。

そうすると思いの外快適で、急ぎでないときは北陸新幹線ではなくてこっちで良いんじゃないか❓と思ったので車内の様子などを紹介したいと思います。

現状存在する東京、金沢間の交通手段

現状、東京•金沢間の移動では、以下3つの交通機関が利用可能です。

飛行機は、観光地が集まる金沢周辺からやや離れた地点にある小松空港に到着しますし、値段も新幹線と比較して同程度もしくは高くなる(平日や閑散期ですと安い時もありますが)ので、積極的に利用する意味は無いでしょう。

  • 飛行機(小松空港着)
    コスト 7,000円代 - 20,000円弱
    搭乗時間 1時間
    疲労度 中

  • 北陸新幹線
    コスト 13,000円前後
    搭乗時間 2時間半
    疲労度 小

  • 高速バス
    コスト 2000円台 - 10,000 円弱
    搭乗時間 約8時間(深夜移動)
    疲労度 大

高速バスは安いけど、体力的にキツい

となると、新幹線vs高速バスという事になるのですが、コスト的には高速バスの圧勝です。 利用したことのない方は驚くかもしれませんが、平日の便ですと東京金沢間で2,000円代の便などもあったりします。(流石に過当競争が過ぎるなと思いますが....)

しかししかし、高速バスの場合は車内が狭いため、人によっては中々寝つけず到着時にはクタクタに疲れきってしまうこともあります。乗客間の距離が近いので、迷惑をかけないようにかなり気も使いますしね( ;∀;)

学生の時は、4,000円前後の4列高速バスによく乗っていましたが結構キツく、働き出してからは新幹線を利用するようにしていました。

東京金沢間片道9.200円のグランドリーム金沢の設備紹介

グッスリ快眠できて、そこそこ安い高速バスはないかなと思って乗ってみたのが今回のグランドリーム金沢号でした。

個人的には、これまで乗ってきたあらゆる高速バス、新幹線と比べてもダントツ寛げるリクライニング&設備だったので、新幹線よりも5,000円程度安いですし、時間が合うときはリピート確定です。

23時半富山駅に到着 [peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-R8dhedxs3yg/WHVg3fOt03I/AAAAAAAAFDY/dMesB7093eAEISsQS1Ne0yQJXoCYbdqswCHM/s144-o/2017-01-09-23-32-57.jpg" href="https://picasaweb.google.com/116818149385379809046/6373747351877071361?authkey=efB5aRxekOY#6374107354005099378" caption="" type="image" alt="2017-01-09-23-32-57.jpg" image_size="1536x2048" ]

以下、詳細です。

1 首元全体を優しく包み込むネッククッション

高速バスに乗る人は首と腰を傷めてしまう方が多いです。

その点、グランドリーム金沢のシートは頭を包み込む部分が二股に分かれており、首元に枕が取り付けられている独特な形をしていて、座ってみると驚くほどフィットしました。

あまり、詳しくないのですが人間工学的に身体に負担をかけないデザインがなされているのだと思います。

不思議なほど首が痛くないネッククッション [peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-D6N-vpPuxr0/WHVg7whqEGI/AAAAAAAAFCk/8gSGgfD00iMY2MEww38HOxBvTfjNS88rwCHM/s144-o/2017-01-09-23-58-23.jpg" href="https://picasaweb.google.com/116818149385379809046/6373747351877071361?authkey=efB5aRxekOY#6374107427367424098" caption="" type="image" alt="2017-01-09-23-58-23.jpg" image_size="15362048" ]

要は、首が全然痛くない!

2 腰に負担が少ない、独特のリクライニング機構

言葉では説明しづらいのですが、リクライニングの方も通常とは違う動きをしていて、座椅子自体が後ろに下がり、それに合わせて背もたれが倒れるタイプです。

こちらも全倒しにすると、腰に対する負担が殆ど無く、全国の全車両を同じ方式にして欲しいと思いました!
前後の幅は通常よりもだいぶ広いので、全倒しも気兼ねなくできます。今回も、後ろの人に声を掛けて全倒ししていました。

ガタンっと倒れます [peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-x0Jg0peog6I/WHVg-pwwbQI/AAAAAAAAFDY/UWb7FUc-SdocMLLNhNp8Ngt5_zmQUt1OQCHM/s144-o/2017-01-10-06-31-53.jpg" href="https://picasaweb.google.com/116818149385379809046/6373747351877071361?authkey=efB5aRxekOY#6374107477091314946" caption="" type="image" alt="2017-01-10-06-31-53.jpg" image_size="1536x2048" ]

要は、腰も全然痛くない!

首と腰が守られたので、想像以上の快適性でグッスリ寝ることができました。

実はこちらの車両、最新のクレイドルシートという方式が採用されているようで体への負担が最小限に抑えられているのでした。I love クレイドルシート。

http://www.nishinihonjrbus.co.jp/search/seat.html JR高速バスシートタイプ一覧(↑こちらのページより引用) グランドリーム金沢シートjpg

3 充電器•プライベートカーテン•無料Wi-Fの3点盛り

ややグレードの高いバスについている設備は全て備え付けられています。スマホ用充電口に、仕切り用のカーテン、ドリンクホルダーなどですね。後は、新幹線にも標準装備されていない、無料Wi-Fiもついていたりします。

足元も広く充電器・無料Wi-FiもあるのでPC作業もできるくらい [peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-qCZW7KV7fRM/WHVg7dd-tRI/AAAAAAAAFDY/C37CPHDvFHA5IK0H7guGQMX3_hVrM_ENQCHM/s144-o/2017-01-09-23-56-07.jpg" href="https://picasaweb.google.com/116818149385379809046/6373747351877071361?authkey=efB5aRxekOY#6374107422251726098" caption="" type="image" alt="2017-01-09-23-56-07.jpg" image_size="1536x2048" ]

各席はカーテンで仕切られています [peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-xaO6vGlxWYQ/WHVg8qdYOpI/AAAAAAAAFDY/Gimz5ZoHfX4JyZLlh5cxI7qnk6-QKYwvwCHM/s144-o/2017-01-10-00-28-21.jpg" href="https://picasaweb.google.com/116818149385379809046/6373747351877071361?authkey=efB5aRxekOY#6374107442918734482" caption="" type="image" alt="2017-01-10-00-28-21.jpg" image_size="1536x2048" ]

まとめ JR高速バス グランドリーム金沢の予約方法

いかがでしたでしょうか?まさに新幹線に勝るとも劣らない設備ですよね。旅行や帰省で、金沢•富山を訪れることのある場合は、是非試しに一度使ってみてください。

当バスの予約は、高速バスネットから行うのがおススメです。駅の窓口や電話でも予約可能ですが、ネット経由で予約するとWEB割が適用され運賃が-1,000円されるためです。ただ、こちらだとデザインが古めで空席確認が行いづらいので、以下のサイトでも検索してみることがオススメです。

楽天トラベル夜行バス比較ナビ

今の時期は、ズワイ蟹•寒ブリ•のどぐろなどの北陸グルメや温泉巡りが非常にシーズン真っ盛りなので、是非今回の高速バスや新幹線で北陸地方を訪れてみてくださいね。